「日本語が亡びるとき」を読んで

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

枝葉末節を抜きにして言えば著者の危機感とその論拠は納得感を与えるものでした。私にとっては。

確認したところ梅田氏の紹介エントリーの日付は先週金曜日。
しばらくRSSリーダーを使わない生活をしていること、家族の誕生祝、風邪気味だったことなどから、はてなブックマーク経由で気づいたときには紹介エントリーのアップから数日経っていた。今、レシートを見ると購入日は11月11日(火)。梅田氏のエントリーだけでなく、その後の反響と、書店での立ち読みも購入決断を促しました。

敗戦による植民地化、聖書、インターネット、自動翻訳といった幾つかのキーワードを念頭に読み始めたのですがそれらの話題もさらいつつ広く様々な視点から、また歴史を振り返りつつ問題の提示と著者からの提言とがされており、随分、線を引いたりメモを書き込んだりしながら読むことを楽しみました。楽しいだけでなく傍観者にとどまらせずに読み手に当事者意識を喚起させる力の強いメッセージが随所にあります。

昨日読了しましたが感想を簡潔にまとめ書ける自信がないので、そのうち気楽に短いエントリーに分けつつメモしたい。